起業したいがアイデアがないと足踏みしているそこのアナタ!アイデアなんて必要ないですよ?やりたいことが仕事になるって素敵じゃないですか?

 風の時代に突入しました。働き方改革という政策もあり、<font size=”20″>先進国で起業者数</font>が少なかった日本でもようやく重い腰をあげた起業家が増えてきました。起業したいけど、アイデアがなく起業なんて夢のまた夢と考える人も少なくありません。

 ・・・・ですが、ちょっと待ってください!「出来ない」と決めつけているのは誰ですか?本当に「出来ないんですか?」

 「出来るか出来ないか」を判断しているのは、会社の上司でも同僚でも、恩師でも父母でも、奥さんでも、子どもでもありません。それは「アナタ自身」なのではないでしょうか?

 少しでも現状を変えて、未来に繋げたいアナタのために纏めました。

ふと起業しようかな?と思う時がありますね。

 毎日時間に追われ、通勤ラッシュに揉まれ、下げたくもない頭を下げ、連休に恋い焦がれ、連休明けに憂鬱になり、ふと気づくと年末を迎える。家と会社の往復、休日は少しでも休みたいのにとか、自分の趣味に没頭したいのに仕事の連絡が来たり、家族サービスをしなければならない。と考え、疲れるときありませんか?

 そんなときふと、どこそこの社長とゴルフ行ってきたんだよ~とか、いやー昨日は昼間から接待でさ~とか、自由な時間に出社し、自由な時間に退社する社長を見て、「あぁ、社長ってそんなに楽なら起業してみようかな?」と考えたことありませんか?

 満員電車に揺られることもなく、好きな時間に起きて、好きな仕事だけをして、好きな時間に寝る。平日のど真ん中に旅行に行ったり、週末は仕事のことをすべて忘れて趣味に没頭したり、そんな生活を思い描いたことけど、でも「自分に出来ることなんて今までの仕事の経験しかないし」と考えたことありませんか?

 例えば現職が営業で、起業したいけど営業での起業ってなにが出来るんだよ。営業代行会社なんて世の中にいっぱいあるじゃないか。差別化を図れば優位に立てる。と言うが、営業での差別化ってなんだよ。そういうことを考えに考え、悩みに悩んで最終的に「自分が起業しても失敗することした想像出来ない。」と考えたこと・・・・ありませんか?

そんな時は「出来るか、出来ないか」ではなく「やりたいか、やりたくないか」で考えましょう。

 先程の、満員電車に揺られることもなく、好きな時間に起きて、好きな仕事だけをして、好きな時間に寝る。平日のど真ん中に旅行に行ったり、週末は仕事のことをすべて忘れて趣味に没頭したり生活でもいいですし、もっと家族との時間を大切にし、毎朝、毎晩は家族で食事する時間を確保する。週末は家族で旅行に行ったり、体験型のアトラクションに家族で楽しんだりする生活でもいいです。

 または、もっとたくさんのお金を稼いで親孝行、家族サービスをしたい。でもいいですし、子どものころに描いていた夢を叶えた自分を思い描くことでも構いません。

 その理想の生活を思い描いたとき「出来るか出来ないか」で考えると、誰しも「出来ない」と考えます。何故なら・・・過去そんな生活を送ってこなかったからです。

 アナタが自信を持って「出来る!」と言えることを思い描いてください。それは、過去経験して出来たことではありませんか?過去やってみて出来たから自信を持って「出来る!」と言える。これは当たり前のことです。過去やったことないから「出来ない」と言うのも当たり前のことです。

 でも、「出来ない」から諦めるのでしょうか?

 私は言いたい。

 「出来るか、出来ないか」ではなく「やりたいか、やりたくないか」で考えましょう。と

 あなたの理想の生活を思い出してください。「その生活は出来ますか?」ではなく、「その生活を送りたい(やりたい)ですか?」と聞かれたら、どう答えますか?

 「やりたいか、やりたくないか」で考えるとワクワクしませんか?ドキドキしませんか?

 勿論、今までの経験で「出来ないこと」もたくさんあります。でも、それは諦める理由にはなりませんよね?

そうすると、シナジー効果(相乗効果)ができます。

 アナタにはアナタの経験や知識があり、アナタの友人AさんにはAさんの経験や知識、また人脈があります。アナタが営業を得意だとした場合、Aさんは英語や商品輸出入が得意かも知れません。海外ではありふれていても、日本では中々目に掛かれない商品を手に入れることが出来るかも知れません。その時に本領を発揮するのがアナタの営業力だったら?

 またはアナタの友人Bさんは、法人を経営し5年ほど経っており、すごくいい製品を販売していますが、中々営業が定着せず、製品の認知が進んでいないかも知れません。その時、アナタの営業のノウハウを伝達することができれば、それだけでアナタの商品になりませんか?

 アナタに出来ないことはAさんが出来ます。Bさんに出来ないことはアナタに出来ます。アナタに出来ないことは、誰かに手伝ってもらえばできます。または、誰かに出来ないことは、アナタが手伝うことができます。これがシナジー効果(相乗効果)です。

 アナタが出来ないことを恥じる必要はありませんし、アナタが出来るようになる必要もありません。

すべて自分でやろうとすることは、時間の無駄です。

 たまに出来ないことを出来るようになろう。と考え、資格取得に勤しむ人がいますが、はっきり言えば時間の無駄です。

 極端な例ですが、アナタが会計や税務の知識がないからと、税理士になる勉強をして税理士になるまで起業を待ちますか?その次は?例えば法務関係が分からないと弁護士になりますか?事務所を借りるのに、賃貸借契約書の意味が分からないと宅建士になりますか?

 アナタが出来ないことを恥じる必要はありません。餅は餅屋。それらは出来る人に任せれば良く、アナタはアナタがやりたいことに専念すればいいのです。

 時間を無駄に使うことなく、アナタが起業してやりたいことに専念して、収入を得て、時間を得て、理想の自分に近づく。最高ではありませんか?

でもやりたいことが曖昧だと、失速することになってしまいます。

 アナタの思い描くやりたい仕事が曖昧だと、目標がブレてしまいます。そうなると、こんな筈じゃなかったのにとか、あれもこれもやらなきゃ!とか、理想に向かって最短で突き進もうとしているのに、気がつけば回り道を・・・いえ、迷子になっているかも知れません。

回り道ならいずれ近づくからいいのでは?と思わないでください。そうやって先延ばしにしていいのは、収入が保障されているサラリーマンだけであり、起業して社長となったアナタは、アナタを信じて一緒についてきてくれる家族や仲間のために最短で突き進む必要があります。

だからこそやりたいことを明確にする必要があります。アナタの行動を縛るのはアナタで、アナタの行動を許可するのもアナタだからです。アナタが動かなければ誰が動くのでしょうか?

A社は「自分たちに足りないものを認識した」ことで「起業後のスタートダッシュ」ができました。

 e-スポーツマッチングサービスを打ち出したA社は、発起人と、発起人の小学校、中学校の幼馴染と、発起人の高校時代の友人からなる3人組で起業を考えていました。大学3年次の10月に、大学卒業する頃に起業すればいいか。と考えていた彼らは、ホームページを作る技術もなく、経営の知識もなく、また会計/税務の知識も有りませんでした。

 私が、世の中の会社で倒産するのは、赤字が続く会社ではなく、黒字が続く会社のほうが多い・・・「黒字倒産」という言葉を知っているか聞いてみたところ、「え?知りませんでした」と彼らは口を揃えて答えました。

 会社が赤字でもキャッシュフローが回っていれば会社は潰れません。ですが、会社が黒字でもキャッシュフローが回らないと会社は簡単に潰れてしまうことを伝えると、彼らの口が塞がりませんでした。彼らは、やりたいことは明確でしたが、事業計画まで落とし込んでおらず、また会計の知識もなかったので、当然決算書の読み方も知りませんでした。

 これではマズイと考えた私は、彼らに対して「やりたいサービスを作る上で、自分たちができないことを明確化しなさい」と伝えたところ、彼らにあったのは「やる気と行動力と柔軟性」だけでした。でも、これが良かった。

 彼らは「自分たちが出来ないこと」を理解しましたが、夢を、理想を諦めなかった。どうすれば夢を、理想を叶えられるか考え、その結果彼らの現在の位置と理想の位置のギャップが分かり、彼らは自分たちに足りないものを、外部リソースに頼ることにしたのです。

 それこそ大学教授のツテを使いe-スポーツマッチングサービス開発会社とのコネを作り、友人知人のツテを使いスポンサーとの面会や将来的なやりたいサービスの明確化、またはTwitterのフォロワーのツテを使い大会イベントのスタッフ協力をお願いするなど、彼らの足りない部分を補っていったのです。また、私も彼らの会社の社外取締役として就任し、彼らのサポートをすることになりました。私から提供したものは、事業計画書を作るための考え方や手法、特にターゲッティングが大切であること。次に会計/税務の考え方、少なくても自社の決算書が読めるようになること。また、私の繋がりでデザイン事務所とお繋ぎをして、現在ゲーム大会のデザインが刷新され、イベントの認知度も鰻登りとなっています。

 将来的にはIPOを目指しているとのことですので、今から上場に向けた仕組みづくりや上場企業がどんなことをしているのか。の勉強も開始しています。

 彼らは、「自分たちに足りないもの」を認識したことで。起業後に悩む人脈開拓やターゲット層の決定などを事前に解決し、「起業後のスタートアップ」を決めています。

ふと、起業を考えたときは、「出来るか、出来ないか」ではなく「やりたいか、やりたくないか」で考えましょう。シナジー効果(相乗効果)で爆発的に加速することができますよ。

 ふと起業を考え、自分には出来ない。と考え、諦めるのではなく、起業したい!と考え、でも自分にはこれが出来ないから、誰か手伝って!と言えれば、手伝ってくれる人は沢山居ます。アナタが気付かないだけで、星の数ほどいるでしょう。その人達が集まれば、シナジー効果(相乗効果)が発生し、アナタのやりたいことが爆発的に加速するでしょう。

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